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2016年2月22日月曜日
Grand C4 PicassoとNew Golf touran 〜その3〜
最近は、いろいろなメディアで新型トゥーランが取り上げられるようになりましたね。雑誌やテレビなど。どれも非の打ち所がないほどの完成度の高さだと言っています。
排ガス規制での不祥事はありましたが、やっぱりコストパフォーマンスと言う観点ではVWは輸入車の中では優等生な感があります。
今回3回目としては装備関連について、GrandC4picassoとNew Golf Touranを比べて見ようと思います。
結果から言うと、この分野ではやはり圧倒的にドイツ車のアドバンテージがありますね。
TOURANのHPに記載があるオールインセーフティーからまずは
○アダクティブクルーズコントール(ACC)
Picassoはギアチェンジとエンジンブレーキでの操作のみ。ブレーキングはしません。利用用途は渋滞がなく流れの良い高速道路での利用が前提です。
対して、Touranはブレーキも利用した全車速追随機能。渋滞も非常ブレーキも。もうこれは圧倒的にTouranに軍配があがります。
○レーンキープアシスト機能
どちらも上級グレードが標準装備です。
Touranはハミ出そうとするとハンドルを若干操作しレーンキープアシスト。対するPicassoはハンドル操作はしないですが、シートベルトの振動で知らせると言う、この辺りはクルマ毎の思想の違いでしょうか。
○ドライバー疲労検知システム
ハンドリングのパターンを解析し、いつもと違う動きをする場合は注意喚起を促す機能。これはTouranのみの装備
○プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
TouranではESP(横滑り防止装置)が作動、事故の可能性が高いと判断すると、シートベルトのテンションを高め、窓が空いていると自動で閉まると言う機能があります。
これもTouranのみの装備
○プリクラッシュブレーキシステム
緊急自動ブレーキ機能ですね。TouranはACCで全車速コントールするぐらいなので、自動ブレーキも全車速で機能します。
Picassoは、ディスタンスアラートと言う、注意喚起のシグナルとシートベルトのテンションを高めると言う機能はありますが、自動ブレーキ機能はありません。
この辺りはPicassoもマイナーチェンジなどで早期対応を願うところですね。
○アクティブボンネット/ポストコリジョンブレーキシステム
歩行者と衝突時にボンネットを持ち上げて歩行者の頭部への衝撃を吸収すると言うものです。
また車との衝突でも自動ブレーキをかけ対向車線にはみ出さない等の2次被害を軽減する機能。
これらもPicassoにはない装備です。VWはこの辺りほんと進んでますねぇ。。
○エアバック
両車ともフロント・サイド・カーテンとついて必要十分ですが、Touranには運転席にニーエアバックが付いていますね。
○ブラインドスポットモニター
日本車でも標準装備が進んできている機能です。
Picassoには標準装備ですが、意外にもTouranにはオプションでも装備がありません。(Golf7でもハイラインでオプションです)
○ディレクショナルヘッドライト
○衝突安全ボディ
ユーロNCAPの評価結果
Picasso
New Touran
Picassoは5人乗りですが、どちらも5つ星獲得。ただTouranの方がテスト実施が新しいのでテスト項目もシビアな状態での結果です。
安全装備は、Touranが圧倒的に有利。ただTouran,Picasso共に上級グレード同士の比較なので、各グレード毎のオプション装備をよく確認する必要がありそうです。
次回は、安全関連以外の装備を。つづく
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